震災も差別する!

TBS阪神淡路大震災10年 特別企画『悲しみを勇気にかえて』(http://www.tbs.co.jp/program/hanshinawajidaishinsai_20050114.html)から、実話に基づく感動的なドラマ。やんちゃ系も涙する。しかし、それだけで終わってはいけないと、震災の教訓を付け加えた。被害は平等でなかった!反貧困の視点で教材化した。

阪神淡路大震災から学ぶ 

 13年前の1995年1月17日(あ 午前5時46分 )に震度(い 7 )の大地震がありました。
死者・不明者(う6,436 )人、負傷者43,792人という未曾有の被害をもたらした阪神・淡路大震災。今日は実話をもとに作られたドラマを見て、いっしょに考えたいと思います。
ドラマ「おばあちゃんの指輪とともに」
1.めぐみさんは震災後ずっと「死んでしまいたい」と思っていたでしょう?

 自分がお祖母ちゃんを殺したと考えていたから

2.めぐみさんはどうして介護福祉士の道に進んだのでしょうか?

 せめてお祖母ちゃんに恩返したいと思ったから

 めぐみさんは思い出すと手の震えが止まらなくなるような「心の傷」を抱えて生きてきました。VTRを観ての感想をかいてください。


★震災の教訓 被害は平等ではなかった!

(1)震災で被害になった人たちの死因で一番多かったのは?

  住宅の倒壊による圧死、窒息死

(2)どのような家屋が倒壊したでしょう?

  老朽化した木造住宅

(3)それらの家屋にはどのような人たちが主に生活していたでしょう?

  高齢者や生活の厳しい人たち

(4)災害弱者とはどのような人たちでしょう?

  災害時は 高齢者や障害者など 
  復興時は 自力で生活を立て直せない人たち

 大阪市では(3)のような家屋が多くあり(特に西成区は多い!)、これらの家屋をどのように改築(耐震補強)していくかが街づくりの大きな課題となっています。
どのようにすれば被害を減らすことができるでしょうか?あなたの意見を書いてください。


大阪直下地震(昨年9月政府発表)
1)大阪市直下を走る上町断層
 大阪市直下を走る上町断層で発生した場合、大阪府内の広い地域が震度7の揺れにみまわれ、最悪で4万2000人が死亡、97万棟が全壊すると想定した。この死者数は、首都直下地震の3倍強に当たり、これまで国がまとめた被害想定の中で最大となる。
2)想定内容
 冬の朝5時に関東大震災並みの風速15メートルの強風が吹いた時に死者は最悪となる。上町断層では、4万2000人のうち、8割にあたる3万4000人が建物の倒壊で死亡するとみている。
3)甚大被害の根拠
 大阪市内の西成区や生野区、東住吉区などは、古い木造住宅の密度が全国トップクラス。これが被害想定数を引き上げたそうだ。
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